「残された最後のフロンティア市場」ー不動産市場にイノベーションは起こるのか?
当イベントについて
当初予定されていた2部構成のセッション内容を1部に統合、第2部に少人数座談会を新たに設けました。(2020年1月14日付)
もしあなたが「1兆円企業を創ってください」と言われたら、どの市場でビジネスを行いますか?
グノシー創業者で、現LayerX CEOの福島氏が『LayerXが賭ける「次の10年」』の中で述べているように、「世界で一番賢い人たちはどこに張っているかを調べること」はこの問いを考える上で有効な手段です。
その方法を参考に、FastGrowではもっとも注目すべき成長市場の1つとして「不動産」領域を挙げています。
なぜなら、ソフトバンクビジョンファンドの投資ポートフォリオを見ると、「Real Estate」の割合は14.5%と重点投資領域となっており、大きなイノベーションが起こると期待されていることが分かります。
アメリカではZillowやOpendoorなど、「不動産×IT」の領域からユニコーン事業が続々と生まれました。
そして日本の不動産市場でもようやく変化の兆しが見えてきました。
- 建設用地の枯渇による「新築メインから、中古メイン」へのシフト
- 中古市場の盛り上がりに伴うリフォーム/リノベーション市場の拡大
など市場構造の変化によって新たなビジネスチャンスが生まれています。
また、国交省が発表した「不動産ビジョン2030」にもある通り、国策の後押しも見込める前途有望な市場であることは間違いないでしょう。
ただ、IT化という観点ではアメリカと比較すると日本の不動産市場は遅れを取っています。
その理由の1つが「データの透明性」です。
アメリカではあらゆる不動産データがオープン化されているため、「オープンデータをいかに良質なUI・UXで見せていくか」というプロダクト競争が、不動産テック企業の間で繰り広げられてきました。
それに対して、規制等によって日本の不動産情報データは一般には公開されておらず、業界全体にテクノロジーが浸透しづらい現状があります。
果たして、日本の不動産業界はテクノロジーで変革されていくのでしょうか?
この問いについて考えるべく、「住宅情報」に始まり「SUUMO」で日本の不動産市場を牽引してきたリクルート住まいカンパニーをお招きし、
- リクルート住まいカンパニーのこれまでの挑戦と、今後の展望
- 巨大な不動産市場の変革が現場レベルでどう起きているのか
といったテーマを紐解いていくことによって、日本の不動産市場の可能性を探ります。
リクルート住まいカンパニーは、これまで「SUUMO」で築き上げてきた
- 不動産事業者との圧倒的な接点
- 国内有数の大規模サービスを運用して得たビッグデータ
を保有していることが独自の強みとなっており、今では年間売上1,000億円を超えるリクルートの主力メディア事業となっています。
当日は、リクルートの圧倒的な営業力と、データサイエンスの両輪によって「今後の不動産業界にどのようなインパクトを残せるか」という今後の可能性について語っていただいた上で、「現場レベルで感じる市場の変化」について活躍中のエース営業担当者によるトークセッションを設けました。
▼こんな方におすすめ
- 巨大かつ成長率の高い有望マーケットでキャリアを積みたいと考えている方
- レガシーな業界を変えていくことに面白さを感じられる方
- 「顧客接点」×「データサイエンス」が生み出す価値について知りたい方
※参加費無料:本イベントは申込者多数の場合、抽選制とさせていただきます。ご登録いただいているメールアドレスに抽選結果のご連絡を差し上げます。予めご了承ください。
当日の流れ
開場・参加者受付開始
開会・イントロダクション
第1部 40兆円市場、変革のリアル
第2部 少人数座談会
閉会
イベント概要
お申し込み
通常チケット
開催日時
2020年01月18日(土)15:00-17:00
申込締切日
2020年01月16日(木)23:59
持ち物
名刺、(必要あれば)ノート・PC