ぶっちゃけ、DXは進んでいると思いますか?実際に取り組まれていることや事例、もしくはDXに対する考えなどがあれば教えてください。
ぶっちゃけ、DXは進んでいると思いますか?実際に取り組まれていることや事例、もしくはDXに対する考えなどがあれば教えてください。
3件の回答
僕自身は現場向けに「デスクレスSaaS」を提供しているので、現場視点から回答します。
4年前の起業時と比べたら格段に進み始めていると感じます。当時は、商談で一言目に「スマートフォンは現場に持ち込み禁止だから、うちは無理」と何度も言われるなど、強い逆風を感じていました。 だからといって、現時点でめちゃくちゃ進んでるかと言われると、まだまだDay1だと思います。 DXという言葉に囚われず、高度なトランスフォーメーションが出来るところは積極的に挑戦してほしいし、単純なデジタル化が必要ならそれに取り組む。「それはDXかどうか?」みたいな話は不毛だなーと思ってます。
表層的なシステムの導入などは徐々に進んでいると思います。一方でDXに対するマインドセットに関してはまだまだ変革の余地はあります。内閣府の調査結果によると、日本ではコロナによるリモートワークによって生産性の向上を感じたという人の割合はわずか30%ほどに留まります。アメリカでは60-70%ほどの人がリモートワークによる生産性の向上を感じておりデジタル投資を加速させたと回答していることからも、DXに対するマインドセットの違いが垣間見れるのではないでしょうか。
国内における人口動態の流れは不可逆的なもので、2060年には生産年齢人口が4,400万人まで減少すると試算されています。現在は7,800万人なので44%減るんです。半減です。これは確実に来る未来ですが、その状況下で経済的・社会的・文化的により豊かな社会を築く為には、生産性を向上させなければなりません。そのためにもMiiTelはセールスのみならず、HR、不動産、介護、医療など様々な領域にプラットフォーム展開させて、コミュニケーションDXを加速させるべく真正面から戦い続けたいと思っています。
保険業界においては、デジタルをフル活用し、ビジネスモデル自体にデジタルが組み込まれるという本当の意味でのDXはまだ進んでいないと思います。むしろDXに勝つために、どれだけ人らしく頑張れるかが重要です。
私は保険営業の魅力は「ハートフル」と「使命感」だと思っています。保険は大切な人やモノにかけるものですよね。ですから、そこにどれだけ想いを寄せれるか、顧客に寄り添えるかが肝です。また、保険は絶対に必要なものであり、それを自分が届けるんだという強い使命感が保険営業では成果を分ける要因になります。
デジタルで生産性を高めて、人にしかできないことにフォーカスするという意味においては保険代理店は徐々に進化しており、保険会社よりも先進的な取り組みをしている代理店も出てきています。この領域を支援できているのは本当に面白いなと感じています。