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どういう目的・経緯で起業したのでしょうか?

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どういう目的・経緯で起業したのでしょうか?

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回答2
回答掲載日
2021.06.11
左今 克憲
  • 株式会社アグリゲート 代表取締役 

大学時代に学外活動を通じて、農業界の課題を知る。「意欲的で優秀な“人”が農業界で働くようになれば、日本の農業や地方の課題が解決するのでは?」という仮説の下、総合人材サービスのインテリジェンスに入社。エリア営業、大手営業を1年11ケ月経験した後、アグリゲートを創業。約1年後にアグリゲートを株式会社化し現在に至る。「作る人」「届ける人」「食べる人」が持続的につなぐことに豊かな食があるという考えに至り、それを実現するようなサービス作りに勤しんでいる。

理由は2つあります。

1つ目は、大学時代に日本縦断していた際、「都市に対して何を売ればいいかわからない、高齢化が進みこれから先自分たち農家がやっていけるのかもわからない」という不安を抱えた農家の人々を目の当たりにしたから。

2つ目は、共働きやDINKSなど都市部のライフスタイルが多様化した結果、外食やコンビニ食が中心となり、不健康な食事を毎日繰り返している人が急速に増えている事実を知ったからです。

農家の悩みを解消しつつ、都市部の人々にも「食を通した喜びをもう一度届けたい」という想いの下、アグリゲートを創業しました。

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回答1
回答掲載日
2021.06.11
伊藤 豊
  • KMFG株式会社 代表取締役社長 
  • 株式会社エルテス 社外取締役 
  • 一般財団法人ルビ財団 代表理事 

1977年栃木県宇都宮市生まれ。2000年に東京大学文学部行動文化学科(心理学)を卒業し日本アイ・ビー・エムに入社。2005年にスローガン株式会社を創業し2022年2月までの約17年間代表取締役社長を務めた。2022年には東京大学出身の上場企業創業者有志を中心に立ち上げたUT創業者の会ファンドを立ち上げ、現在もファンドのジェネラルパートナーを務める。2021年から経済同友会のノミネートメンバーに選出され、教育改革委員会副委員長を務め2023年より経済同友会会員。著書に「Shapers 新産業をつくる思考法」。2023年3月にKMFG株式会社を立ち上げ、スタートアップ向けのアドバイザリー業務を中心に提供開始。また、財団・NPOの立ち上げも準備中。

もともと起業なんてするつもりはなかったのですが、たまたま、どうしても解決したいと思った課題が自分の中で明確になったので起業しました。2004年当時、外資系の日本支社で働いていたので、ちょうど日本市場が縮小して日本支社の裁量がどんどんなくなっていき、世界における地位が沈下していったように感じました。それは外資日本支社の話だけではなく、日本全体の縮図じゃないかと思ったんですね。人口減少・少子高齢化でマクロトレンドで下降するのは仕方ないものの、何かしらそこに抗うことができないか?と思い始め、人材の配置問題という仮説にたどり着きました。

同じような問題意識で既に取り組んでいる会社がなかったので、自分でやるしかないかなと思いました。そんな経緯で、創業の動機が、青臭い理想主義みたいなものだったので、誰かがつくった会社にお世話になる形でやろうとすると、理念とかいいからまず稼いでくれって言われるのがオチだろうなと思ったというのもあります。

だから、儲かることや自分ができそうなことは一回すべて忘れて、とにかく自分自身が本当にやる価値がある、社会にとっても意味のあることをしよう。そう思ったんです。起業するといろんな人からその市場は大きいの?と聞かれるのですが、市場の大きさも無視することにしました。とにかく意義が第一優先。だから規模は二の次で、仮に大きくなれなくても仕方ない。小さくてもいいから意義があることをやろうと思ったんです。

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