「大学発ベンチャー」はどんな課題を抱え、どう乗り越えているのか?スタンフォード、東大、東京医科歯科大学発のベンチャー事例
2022年4月、東京大学入学式の総長による式辞[1]でも起業(スタートアップ)を通した社会変化へのチャレンジが言及された。そして、スタートアップの中でも研究者が新しい科学や理論の社会実装を目指す大学発ベンチャーには大きな期待がかかっている。 経済産業省の調査[2]などでは、大学との関係性によって、大学発ベンチャーは5つの分類により定義される[3]。この定義に則れば、ハーバード大学で幹細胞の研究を行っていたデリック・ロッシ(Derrick Rossi)氏が共同創業者であるモデルナ社も大学発ベンチャーと言える。海外ではモデルナ社のような成功事例も生まれる中、大学発ベンチャーや大学はどんなことを考え、何に苦労しているのか?関係する過去の取材記事を4本紹介する。…
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