連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

位置情報をもとに、世の中のすべての情報を保存する。WebGISプラットフォーム「Re:Earth」を開発したEukaryaが目指す未来

世の中の8割の情報には位置情報が付いている——。そう話すのは、Eukarya(ユーカリヤ)代表取締役CEOの田村賢哉氏だ。地理学者でもある田村氏は、位置情報をベースに世の中のすべての情報をデータベースに保存することを大きな目標としている。 その一歩として開発したのが、GIS(Geographic Information System、地理情報システムのこと)のプラットフォーム「Re:Earth(リアース)」だ。「Re:Earth」は、デジタルアース上にデータをマッピングすることができ、さまざまな分析やシミュレーションを行うこともできる。 そしてこのGISと切っても切り離せないのが、「インテリジェンス」の一つである「ジオイント」という概念だ。そもそもインテリジェンスとは、閉鎖的な情報を入手し、それを分析した知見によって意思決定や行動をしていくプロセスのこと。インテリジェンスにはいくつか種類があるのだが、なかでも最近注目を集めているのが、地理空間情報に関連づけられた「ジオイント」だという。 では、なぜ今「ジオイント」が注目を集めているのか。また、Eukaryaは「ジオイント」にどのように向き合い、「Re:Earth」を活用していこうと考えているのか。田村氏に伺った。…

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