戦わずして勝つ。 ――それが、“バリュー・プロポジション”の極意 | Mugendai(無限大)

| マーケティングの専門用語で、「バリュー・プロポジション」というビジネスパーソンの常識になっている言葉がある。この言葉がよく使われるようになったきっかけは、2011年に発行された『100円のコーラを1000円で売る方法』という意表を突く題名の本だった。シリーズ3冊で計60万部を超えるベストセラーになった。 著者はマーケティング戦略アドバイザーとして活躍するウォンツアンドバリュー株式会社代表の永井孝尚氏だ。顧客の要望を何でも聞き入れる「顧客絶対主義」を戒める一方、自社の強みを生かして顧客に期待以上の満足を与える「顧客中心主義」を提唱する。これで価格競争に陥るのを避け、戦わずして勝つ。それがバリュー・プロポジションの極意だという。…

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