視覚障がい者がトイレに困らない暮らしを。参天製薬と竹中工務店が共創する障がい者にもやさしい空間づくり。目指すのは「インクルーシブなまちづくり」
近年では多くの大企業が積極的に取り組み始めたオープンイノベーション。スタートアップとの連携に留まらず、大企業同士の共創事例も珍しくない。 今回紹介する参天製薬✕竹中工務店の取り組みもそんな大企業同士の共創事例の一つだ。主に点眼薬などの開発・製造で知られる参天製薬は、目のスペシャリティーカンパニーとして、見える見えないに関わらず誰もが当たり前にいきいきと暮らせる社会の実現を目指し、様々な活動をしている。その取り組みの成果を、竹中工務店とともに建物づくりや空間づくり、ひいてはまちづくりに活かそうというのが狙いだ。 しかし、全くの異業種の大企業同士が共同でプロジェクトを進める上では、様々な壁にぶつかるのは想像に難くない。今回は同プロジェクトを牽引してきた参天製薬の朝田氏と、竹中工務店の渡辺氏にプロジェクトの裏側について話を聞いた。…
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