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研究開発や科学技術の領域を「LabTech」と定義し、はじめからその領域全体を狙われているように思うのですが、創業当初はどのくらい先まで見据えていたのでしょうか?また最初に理系学生の就職支援事業から始めた理由も教えていただきたいです。

質問

研究開発や科学技術の領域を「LabTech」と定義し、はじめからその領域全体を狙われているように思うのですが、創業当初はどのくらい先まで見据えていたのでしょうか?また最初に理系学生の就職支援事業から始めた理由も教えていただきたいです。

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回答1
回答掲載日
2020.11.04
加茂 倫明
  • 株式会社POL 代表取締役CEO 

高校時代から起業したいと考え、国内外のベンチャー数社で長期インターンを経験後、東京大学工学部在学中の2016年に株式会社POL設立。「研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造する.」をビジョンに、理系学生向けキャリアプラットフォーム「LabBase」等を開発/運営中。

今見えている構想の7割ほどは創業初期にすでにありました。当時から理系学生のキャリア支援「だけ」をしたいわけではなく、根本的には社会全体に大きなインパクトを与えるようなことをしたいという想いがあったため、足元の事業や取り組みの延長にどういう大きな絵を描けるか、という発想は初期から強く持っていたためです。僕自身、そのような大きな構想がないとワクワクできない性格というのもあると思います。

また就職支援事業から始めたのは、身近に困っている学生がいたからです。ここは100%逆算して戦略的に選んだわけではなく、目の前にあった課題を解決したいと思い、始めたという要素が強いです。一応、研究領域の中でもキャリア事業が、最も事業が立ち上がるスピードが早いという点も、意識はしていました。

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