自社プロダクトのミッション、バリューなどの定義は、どのようなメンバーでどのタイミングで決めましたか?
自社プロダクトのミッション、バリューなどの定義は、どのようなメンバーでどのタイミングで決めましたか?
3件の回答
ミッションは無理やりつくる必要はないと思いますが、ふわっとある状態で、ただ言語化できていないだけなら早くつくってしまった方がいいと思います。一方で、バリューはマネジメント上必要になってくるものです。組織がスケールしていき、10人を超えるようなタイミングで組織の文化をつくるために必要不可欠なものだと思います。
実際、僕がAutifyにジョインして最初に着手した仕事もバリューのアップデートでした。外から入った者がいきなりつくるのはなかなか大変でしたが(笑)。バリューをつくるにあたっては、チームメンバー全員でつくることを意識していましたね。まず初めにメンバーにしっかりとヒアリングをし、共通する思考や趣向がないか観察することを意識していました。そこで得られたキーワードと、今後の展望や必要条件を経営陣ですり合わせた上で、チームメンバー全員で具体的なアクションに落としていきました。3ヶ月ほどでつくり上げたので、結構スピーディに取り組んだと思います。
私たちはシリーズA前後と、比較的早いタイミングでVision、Mission、Valueを策定しました。だいぶ早いね、と言われることもありますが、組織づくりと事業づくりは鶏と卵だと思っており、良い組織が良い事業をつくると考えているので、経営陣を中心にこのタイミングで取り組みました。
背景とプロセスはCEOの高田のnoteに詳しいですが、策定にあたり、3つ意識していたことがあります。それは「行動規範になること」「会社の色が出る / スタンスがあること」「ことばとして口癖にできる / ネタにできる汎用性」です。この3つを意識していたこともあり、今では採用や評価をはじめ、すべての意思決定がVision、Mission、Valueに基づいています。
ミッションは「一人一人の時間を豊かに」というのを掲げていますが、これはもともと小川がつくったものから変更していません。逆に、バリューは今の役員が揃ってから役員陣で決めました。そもそもバリューは当時なかったので、ゼロからつくりましたね。「一番タイミーらしさを持っている社員」をピックアップし、その要素を抽出して決めました。