スタートアップはピボットをいつするのか、その後何が起こるのか
ピボットとは軸足を定めたうえで、方向転換をすることです。スタートアップにおいてはアイデアの特定の部分を軸足に、それ以外の部分を変更することを指します。 変更の大小の違いはありますが、恐らく半数以上のスタートアップはピボットを経験しているのではないかと思います。資金調達を何度も行っている話題のスタートアップでさえも、その多くがピボットを経験して今のアイデアに辿り着いています。さらには、アイデアを根本から変えるケースも少なくはありません。有名な例でいえば、SlackはGlitchというゲーム会社として資金調達をしたにも拘わらず、ゲーム開発中に社内で作ったチャットツールを製品化してSlackとして成功しました。 多くのスタートアップがピボットを経験するからこそ、ピボットのタイミングとピボット後にどのようなことが起こりやすいかについて知っておくことはきっと助けになります。 連載コラムの第二回でもピボットをテーマにした記事を書き、そこではピボットが必要な理由とその方法を解説しましたが、今回はピボットのタイミングとその後起こりやすいことをお話しします。…
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