ビジネス、新規事業の立ち上げの際にどこまで具体的にビジネスモデルを組み立ててスタートしますか?
ビジネス、新規事業の立ち上げの際にどこまで具体的にビジネスモデルを組み立ててスタートしますか?
見込みのある・ない事業の見切り方が自分になく、ビジネスを立ち上げる経験をしたいものの具体化が進めなくて未熟な気分が続いてます。
やりたいことありきでスタートして、見えてくるものをロジカルに整理してビジネスモデルを整えるべきでしょうか?
3件の回答
事業モデルに依存するかと思います。例えばECをやるとなった場合は、すでに市場が存在しているので、類似企業の事業モデルやKPIなどを参考にすれば、大きくブレるものではないので計画も立てやすいと思います。逆にVRやARなどの「まだ明確な市場がない領域」は、不確実性が高く決めづらいでしょう。
まだ市場がないケースでは、検証すべきキーポイント(どこでマネタイズの可能性がありそうか、何の代替が狙えそうか、など)だけ決めた上で、走りながら考えるしかありません。そしてこの時に重要なのが、「知識を積み上げる」ということ。小さな仮説を施策として検証しながら、得た結果を積み上げていくことで、最終的にターゲットやビジネスモデル、そしてつくるべきプロダクトが見えてくると思います。
領域によると思います。C向けであれば最初から収益モデルを決めすぎても進まないし、B向けのSaaSであれば最初からある程度決めなければいけません。ただIT企業が勃興した2000年代と比較すると、今はより長期目線で戦略を考えていかなければいけないトレンドになっているのではないでしょうか。
インターネット黎明期はホワイトスペースをハックして、短期で勝負することも多かったですが、今は「絶対に儲かる」ようなスペースも減ってきているので。裏を返すと、社会的に本当に価値がある事業であれば、生き残り続ければなんとかビジネスにできる社会になってきていると感じています。資金調達環境も整ってきて、かつ、社会変化のスピードも早くなり、デジタル需要も増加しているので、粘っていれば実を結ぶケースは増えているように思います。
ラクスルの新規事業では、市場選定に加えて、顧客選定(顧客は誰か?顧客の価値は何か?)も、リーダーが仮説を持って立ち上げるようにしています。