インサイドセールスのプロ人材を外注で担う場合、外注先とグリップを握っておくべきことは何だと思いますか?成果はもちろんですが、それ以外にもあれば教えて頂きたいです。
インサイドセールスのプロ人材を外注で担う場合、外注先とグリップを握っておくべきことは何だと思いますか?成果はもちろんですが、それ以外にもあれば教えて頂きたいです。
4件の回答
外注する場合は、オーダーだけ出すのではなく、チームの一員だと思ってマネジメントすることが大事だと思います。外注するパートナーにも当然他の案件があり、それぞれ優先順位があるはずです。製品については自分の言葉でしっかりと伝え、感謝を伝え、一緒に振り返りをする、といったチームメンバーに対して行っていることを、意識だけでなく行動で取り組むのが成功への近道だと考えています。
リストへのアプローチをした後に、どれだけアジャストしてくれるかは成否を分けるポイントだと思います。ただ定形のトークスクリプトを繰り返すアプローチではなく、より良いアプローチ方法に調整していくために、改善のサイクルを一緒に回していけるかどうかということです。弊社ではスマートキャンプさんにもお願いしているのですが、まさにこの点が非常に優れていますね。極端な話、スマートキャンプさんは私たちの社員とトーク改善のロールプレイにも応じてくれます。スマートキャンプさんをベタ褒めする形になってしまいましたけど、本当に頼りにしています(笑)。
まず成果に関して言えば、どれぐらいの時間軸でどのように成果を高めていくのかという期間とゴールの認識合わせが不可欠です。インサイドセールス組織立ち上げの人材要件でも回答した通り、外注パートナー側でもPDCAを回していくことになるため、始めのうちは成果が中々出ないといった場合も多く、どう改善し、どれぐらいの期間をかけて想定の成果まで到達するのかのイメージが合っていないと失敗してしまいます。
また、どう改善していくかという部分について、どれぐらいの頻度で、どのような内容の定例会議やコミュニケーションを取っていくのかという具体的なオペレーション部分も認識合わせしておくべきです。発注元以上に外注パートナー側が成果主義で、改善部分の定性的な情報共有やコミュニケーションが少ない場合もあります。
ベルフェイスでも多少アウトソースしていますが、特に前職時代はアウトソーサー側の仕事をしていたので、その知見でお答えすると「成果の定義を明確にしておくこと」が一番大事です。定義が曖昧な状態だと、例えばアポ数を追うためにとにかく質の低いコールをかけまくる、といったことが起こり得ます。お客様からすれば、内製だろうが外注だろうが看板は同じなので、成果が出ないだけでなく被害すらも出てしまいかねません。
また、アウトソースはあくまで業務委託先なので、直接の指示が難しいです。それでも、改善を回していけるように仕事ぶりが確認できるような環境づくりや可視化はできるので、その点は早めに対応しておくべきだと思います。