前例のない、5メディアの同時立ち上げ。グリーの覚悟と実現したい世界

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江川 嗣政
  • グリー株式会社 執行役員 

グリーライフスタイル株式会社 代表取締役社長。楽天にて、各地の支社立ち上げや、ファッション領域や事業戦略の責任者などを歴任し、2012年グリーに入社。ゲーム事業の営業部長、マーケティング責任者、広告事業責任者を経て現職に就任。

中村 陽祐
  • アウモ株式会社 代表取締役 

アウモ株式会社 代表取締役社長。インテリジェンス(現・パーソルキャリア)退職後、西武ライオンズの黒字化に携わる。2011年グリーに入社。ゲーム事業の管理部長、人事部長を経て現職に就任。

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ゲーム・SNSの印象が強いグリーだが、メディア事業がここ数年で大きく成長しているのをご存じだろうか。運営しているのは、ファッション動画マガジンの「MINE」、住まい・暮らしに関する「LIMIA」、ヘアやメイク、コスメなど美容情報の「ARINE」、お出かけ情報を発信する「aumo」、そしてレシピ動画「moguna」の5つ。そもそもグリーがメディア事業に参入した背景は何なのか。そしてメディア事業の先に、どのような世界を描いているのか。アウモ社長の中村陽祐氏とグリーライフスタイル、リミア社長の江川嗣政氏に話を伺った。

  • TEXT BY TOMOMI TAMURA
  • PHOTO BY TOMOKO HANAI
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ミッションの実現に向けて。グリーが手がけるメディア事業の新たな挑戦。

ゲーム事業が主軸だったグリーが、なぜメディア事業に参入しようと思ったのですか。

江川グリーは「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というミッションを掲げています。創業時から、社長の田中はこの使命感を持って、より早くより多くの人にインターネットの可能性を届けるため挑戦をし続けてきました。

このミッションのもと、ゲーム事業を展開してきましたが、さらにスピード感を持って世界に大きな影響を生み出すため、ライブエンターテインメント事業、そしてメディア事業に挑戦することを決めました。

中村LINEがメールを置き換えたように、時代やその時のインフラにマッチしたサービスは既存サービスを超えて使われる大きな可能性を秘めています。グリーのメディア事業が目指しているのは、スマートフォン・アプリ時代に最適化されたバーティカルメディアを作ることなんです。

そのような想いで、メディア事業に参入したのですね。実際どのように事業を立ち上げたのですか。

江川もともと、社長の田中はエンジニアとして、数千万人が使うメディアを楽天やグリーでゼロから何度も作ってきました。いわば日本を代表するウェブ・アプリ開発のプロです。その田中を中心に、メディア事業に興味があり優秀な若手社員が集結して立ち上げに関わりました。キャリア採用でも各ジャンルのプロフェッショナルを集結させています。

中村また、ゲーム事業で培ったデータ分析基盤を生かして、ユーザーのニーズを徹底的に分析し、非常に早いスピード感で日々改善しながら各メディアを立ち上げました。ユーザーさまの反応やKPIを徹底的にモニタリングし、高速でPDCAを回すグリーの“超”モニタリング文化がメディア事業のスムーズな立ち上げにも生きています。

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前例のない、5メディアの同時立ち上げとグリーの覚悟。

0からの事業立ち上げに苦戦する会社が多い中、5つものメディアを同時に立ち上げ、ここまで成長させることができた理由は何でしょうか。

中村1つのジャンルのメディアを立ち上げ展開する会社はありますが、これだけの規模で、広範囲に生活全般のメディアを展開している会社は日本でもないと思います。

江川これはグリーだからこそできること。5つのメディアへ同時に投資できる基盤があるのはもちろんですが、なにより社長の田中が本気であることが大きいです。グリーとしては、メディア事業をゲーム事業につぐ主力事業にする、と決めています。創業者がここまで事業に本気で関わっている会社はないと思いますね。

複数のメディアを展開するからこその強みもあるのでしょうか。

江川そうですね。複数展開しているからこそ、住まいから旅行、ファッションまで非常に多種多様なデータが集まってきます。いわばデータの宝庫です。圧倒的なデータ量を分析できるのは、他社には真似できないグリーの強みだと思います。その強みを生かして、データ分析や機会学習への投資を強化しています。専門のBIチームや機械学習チームを組成し、メディア成長のために分析基盤作成や、メディアの記事表示のアルゴリズムの最適化にも取り組んでいます。

中村ソフト面では、横連携して学び合うことができるという強みもあります。5つのメディアを横並びで比較できるから、自分たちが伸び悩んでいるポイントでうまくいっているメディアがあれば学びに行ける。 たとえば、江川さんが管轄している「ARINE」は、あるときからMAU(月間アクティブユーザー)がぐんぐん伸び始めたんですね。それを見た当社のメンバーたちは、少しでも成長の秘訣を盗もうとすかさずアリネへ1週間の修行に出て行きました(笑)。実際、得た知見を自分たちのメディアに生かすことで、成果も出ているんです。

江川一方、中村さんが管轄している「aumo」組織は営業が強いので、他のメディアの営業担当がこぞって営業ノウハウを学びに行ったこともありましたね。 横で連携し、ナレッジや良い文化を吸収することで、結果的に5つ同時に成長できています。

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若手に任せ、成長の機会を与える文化。

事業面で、とても規模が大きくパワフルな印象を持ちました。組織としては、どのような特徴があるのでしょうか。

中村とにかく若手が活躍する組織だと思います。現在、「aumo」や「ARINE」のメディア責任者は20代のプロパーの社員です。また、今年入社したばかりの新卒でも、数億もの予算を管理していたり、マネージャーとしてチームをまとめるなど、中核として活躍しています。

江川優秀な若手人材が多く集まっているということもありますが、若い人にまかせ成長の機会を与えるのがグリーの文化なんです。私も中村さんも、若いときからさまざま任せていただき、今の自分がある。これからも、その文化を持った組織にしていきたいですし、若手には早期に子会社の経営を担える人財へ成長し、近い将来にはグリーグループを牽引してほしいと思っています。

中村そうですね。私たちの年齢では気づけない感性が、若手にはあったりするんですよね。私が決裁者だからと気にして忖度するのではなく、メンバー自身の感性を生かせるような環境を作ることが、私の仕事かなと思っています。

江川あとは、会社を好きな社員が多いことも特徴ですね。

中村確かに。各メディアの組織でカラーは違いますが、どの組織も会社愛が強いですね。私が管轄しているアウモでは、本当に毎日笑いが絶えない明るい組織で、そのアウモで働くことに誇りを持っている社員も多いです。私自身そんなアウモ社員が大好きですしね(笑)。

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事業成長の先に。グリーが目指している世界。

これから、グリーのメディア事業をどのように成長させていきたいと考えていますか。

江川まず事業なので売り上げや利益がもちろん大事。そのため、5メディアそれぞれのカテゴリでナンバーワンになることを目指しています。メディアの規模とブランド力、収益力の3つでトップの座に立ちたいと思います。 ただ…本当に一番重要だと考えているのは、売り上げではなくいろいろな人の生活を豊かにしていくことなんです。

中村そうですね。事業が拡大したとしても、そこに我々が目指した世界がなければ意味がない。「aumo」がより大きなメディアに成長することで、より多くの人が地方の良さを理解し、特色ある地域が増える日本になることが、私の今の夢ですね。

江川中村さんは旅行、私は美容、料理、住まい・暮らしの分野で、生活に根ざしたメディアにしていきたい。やはり結局は「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というミッションに戻ると思っていて、それをメディアの領域で実現していきたいですね。

こちらの記事は2019年07月30日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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執筆

田村 朋美

写真

花井 智子

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