シード投資の場合、何をみますか?
シード投資の場合、何をみますか?
4件の回答
自分がフィードバックしたりコメントしたりしたら響く相手なのか?は見ています。受け身を取ってくれるか、吸収しているか、つまりキャッチボールが成立するか。地頭が良いということも要素としてありますが、人としての成長ポテンシャル。成長のために必要なものはどんな相手からも取り込み、勝手にラーニングできるかは大切です。
僕は結構人のことを気にかけちゃうタイプなので、「お節介のしがいがあるか」みたいな要素も見ています。当然、もともと良く知っている人や信頼している人からの紹介で、実績もある起業家であれば、ノールックでシード投資を決める場合もありますが、実績がない場合は、「将来偉大な経営者になるこの人の一歩目に貢献できるか?」という観点で考えます。いくら事業が伸びそうでも、人としての価値観やコミュニケーションスタイルが異なり、お互い長期的に付き合うことにストレスを感じそうだと思えば、投資を見送ることも全然あるので。
こちらの質問でも回答しましたが、「なぜそのプロダクトつくっているのか」「ターゲットが明確か」の2つは重視して見るポイントです。起業して、そのプロダクトをつくっている背景にあるストーリーは最も知りたい点ですね。
圧倒的にチームです。具体的には、起業に至った起業家の方の原体験や思い、DNXとのフィット感、経営チームのケイパビリティ(過去の実績、実行力、マネジメント能力、人としての魅力・愛され力など)です。経営チームのケイパビリティについては、経歴だけではなく、過去の同僚や上司の方にも必ずお話を伺って、経営チームの強みや今後想定されるチャレンジを理解するようにしています。もちろんマーケットは、想定される顧客へのヒアリングを重ねて、キャッチアップと自分なりの仮説は立てますが、劣後します。
ユーザーからの「愛情」がすべてですね。それが継続率、チャーンレート、利用頻度などの指標に繋がってきます。当たり前ですが、社員みんなで汗を流して獲得したユーザーがチャーンするのは辛いですし、それではグロースできません。当然、獲得したユーザーに愛され、継続率が高いサービスのほうが絶対に伸ばしやすいです。なのでシード投資の場合はそのプロダクトがどれだけユーザーに愛されているかを見るようにしています。