連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

VCをどうやって評価するか?

VCをどうやって評価するか? 前回までで、スタートアップ投資には必要な機能、評価プロセスがあり、そのような「システム」が確立できているVCファンドでないと継続的な成果を上げることが難しいことを説明してきた。 ファンドを評価する際に、定量面(ファンドの投資パフォーマンス)と定性面(ファンドの人材を含むリソース、能力)を評価していく必要があるが、一般的にはまだ投資の結果が出ていないVCファンドを評価することはかなりの専門性が必要で難易度が高い。新しいVCが、まず小さなファンドを立てて実績を示し、組織やシステムなどのインフラの拡大と合わせて、ファンドサイズを適切なサイズまで時間をかけて大きくしていく形をとるのはそのためだ。…

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