プロダクトマネージャーに向いている人はどんな人ですか?
どんな素養を持った人が、プロダクトマネージャーに向いているのでしょうか?
4件の回答
プロダクト自体が好きだったり、プロダクトが世の中を変えていくことが好きな人が向いてると思います。逆にPMっていう職種に漠然としたあこがれを持ってるだけだと良くないのかなぁと思います(そもそもPM経験が乏しい人はまずやってみるで良いと思いますが)。 あと、最近はプロダクトも複雑なものが増えていますし、PMがカバーすべき領域も増えて役割分担も進んでる認識です。そんな中で、自分の好き/嫌いや強み/弱みを理解して、好き・強みの部分を伸ばせる人だとより向いているのかなぁと思います。
ユーザ感覚を持っている人でしょうか。お客さまはこういうとき困るんだろうな、嬉しいんだろうななど想像ができる人。そのためには、プロダクトに限らず様々なサービスをオンライン・オフライン問わず利用してみる。すると、何が嬉しいのか困るのかなどが自分の体験として蓄積されていくかなと思います。私自身、PdM採用の最終面接を担当していますが、面接の中でも具体的なケースをヒアリングすることでその素養を理解するように努めています。
「手段にこだわらないこと」が大事だと思います。ソリューションや技術などは、あくまで顧客の課題を解決するための方法の一つでしかありません。それにも関わらず、例えば「ブロックチェーンを使いたい」という想いに固執するあまり、顧客の課題からズレたソリューションを提供してしまうのは本末転倒です。僕自身ももちろんエンジニアとして技術力を高めるために精一杯の努力をしてきましたが、コードだけで生きていこうとは思っていませんでしたし、今では良い意味であまりコードは書いていません。コードを書くというのは、あくまで手段。何を解決したいのかが重要です。
プロダクトマネージャーには、「切り分ける能力」と「伝える能力」が必要不可欠だと思います。プロダクトマネージャーは、課題を探究する必要がありますし、その上で今もっとも解くべきイシューは何かというのを見極めなければなりません。また、それを見極めた上で周りに説明する責任もあるので、そういう意味で「切り分ける能力」と「伝える能力」のどちらも欠如していては厳しいかなと思います。
具体的な施策を洗い出せるかといったHowの部分も当然チームとしては重要ですが、必ずしもプロダクトマネージャーがやる必要はないと思います。そこは優秀なプランナーに任せるということも大事です。