事業をドライブし、日本企業の労働生産性を上げる──「産業のエコシステム」を構築する、ミツモアの挑戦

インタビュイー
石川 彩子
  • 株式会社ミツモア 創業者 兼 代表取締役CEO 

東京大学法学部卒、ペンシルバニア大学ウォートン校MBA取得。ベイン・アンド・カンパニーでのコンサルタント経験を経て、シリコンバレーのEC企業で開発管理や経営管理業務に従事。帰国後、ミツモアを共同創業。

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日本のGDPを増やしたい──。

この言葉が、スッと出てくる。そんなピュアで熱い起業家。ミツモアの石川彩子氏。

今後の日本社会において、人口減少は避けて通れない問題だ。現在の豊かな暮らしを維持するためには、日本の企業全体で労働生産性を上げ、経済を活性化させる必要がある。もちろん、頭ではわかっている。だが、どうすればいいのだろうか?この問いに真正面から向き合い、実直な事業推進を行っているのが石川氏という起業家なのだ。

2017年創業のミツモアは、マッチングプラットフォーム『ミツモア』と、現場仕事の業務オペレーションを効率化するフィールドサービス向けSaaS『MeetsOne』、2つのプロダクトを展開する。

これらにより、個人事業主から小規模~大規模事業者、そしてその顧客となるエンドユーザーまで、多様なニーズにこたえ続けられる体制となってきた。狙いは、「産業のエコシステム」を構築することで、日本経済の再興を進めていくこと。そう、その先に「GDP拡大」があるのだ

ベイン・アンド・カンパニーでのコンサルタント時代、数々のプロジェクトを経験してきた同社代表取締役CEOの石川氏にとってはまさにいま、強みを活かしてアクセルを踏み込む絶好の機会。起業以来、最大の盛り上がりを迎えようとしている石川氏の“ピュア過ぎる挑戦心”について、深く聞いた。事業によって社会変革を成し遂げたいと考える若者全員に、読んでほしい。

  • TEXT BY TOMOKO MIYAHARA
  • PHOTO BY SHINICHIRO FUJITA
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秀逸な戦略を描き、想いの強さと突破力で「産業のエコシステム」を構築

2017年に創業したミツモア。300種類以上に及ぶサービスの「プロ」が見つかる見積りプラットフォームの『ミツモア』と、現場仕事の業務オペレーションを効率化するフィールドサービス向けSaaS『MeetsOne』を展開する。

創業以来、ここまで年間2倍の成長率を維持する同社について、MPower PartnersやEight Roads Venturesといった株主陣も、「産業のエコシステムを構築する存在となる」と期待を寄せる。

プロダクトの強みだけではない。BCGやマッキンゼー・アンド・カンパニー、デロイトトーマツ、アクセンチュア、ベイン・アンド・カンパニーなど、名だたる経営コンサルティング企業で活躍してきた人材がミツモアの屋台骨を支えている。

こうした優秀な人材が集まる背景には、ミツモアのミッション「日本のGDPを増やし明日がもっといい日になると思える社会に」への共感がある(ミツモアのミッション・バリューについてつづられた記事はこちら)。

「日本経済を復興したい」「GDPを増やしたい」。一見すると壮大で尻込みしそうな大きなテーマだが、石川氏はあくまで自然にこれらを口にする。

石川私が小さかった頃、日本はすごく輝いていたんですよね。海外で「日本人」というだけで尊敬を集めるような時代があった。でも、大人になったいま海外へ行くと、当時との落差に悲しくなるんです。後退してしまった国を自分の力でもう一度復興させたい。そんな気持ちになるんですよね。

私自身ベイン・アンド・カンパニーの出身ですが、戦略コンサルがこれまで10〜20年にわたって何百~何千、あるいはそれ以上の多くのプロジェクトに取り組んできたのに、日本経済は良くならなかった。

GDPが上がらない主要因は「ミスプライシング」と「ICT資本装備率」だと言われています。少なくともどちらかを抜本的に改善しない限り、GDPが上向いていくことはありません。ミツモアはそこに、ソフトウェア側からアプローチをしていこうと考えています。

想いの強さと、戦略の秀逸さ。加えて、石川氏には圧倒的な実行力、突破力がある。ペンシルバニア大学ウォートン校に留学していた当時のエピソードがそれを裏付ける。

「とにかくアメリカに行きたい」と思いばかりが先行し、勢い込んで渡米。しかし、現地に到着してから、家賃の支払いに必要な銀行口座すら開設していないことに気がついた石川氏。「しかたなく、借りる予定のアパートの廊下で、寝袋で寝泊まりして過ごした」と笑う(こうした経緯がつづられた記事はこちら)。

石川氏のパワフルな一面を表す話はこれだけではない。創業から1〜2年間はバックオフィス業務のすべてを自らこなしていた。

石川バーンレートを上げることが怖くて、人を採用する勇気が出なかっただけなんですけど……(苦笑)。

自分がめちゃくちゃ残業して業務が回るんだったら、日付が変わるまで働いて自分でやってしまおうと思ったんです。でも、それって結果的に事業効率や成長スピードを阻害していたなと反省しています。いまはもちろん、ちゃんと人に任せるようになっていますよ。

尋常ではない行動力を感じさせるエピソードの数々。実にタフだが、息切れすることはないのだろうか。

石川「疲れた」とか「しんどい」といった思いは常にあるんですが、「こういう世界をつくりたい」とワクワクする気持ちのほうが大きいんです。自分たちの取り組みが結果につながったときの喜びがとても大きいので、疲れていてもやり続けてしまうんだろうなと思います。

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大規模事業者の顧客基盤と小規模事業者ネットワークを活かし、新しい価値を生み出す

日本のGDPを増やしたい──。その熱い想いを叶えるため、石川氏を始めとした力強い経営陣のハードワークによって生まれたプロダクトこそ、『ミツモア』と『MeetsOne』だ。

『ミツモア』は、士業やクリーニングといったサービスを提供する小規模事業者と、それらを利用するユーザーを結ぶプラットフォームだ。ユーザーが利用したいサービスを選ぶと、複数の事業者から見積りが届く。約400に及ぶさまざまな分野の小規模事業者が登録し、発生した累計依頼数は300万件を突破した(直近2023年5月のプレスリリースを参照)。

一方の『MeetsOne』は、各種工事や引越し、リフォームといった現場の業務オペレーションを効率化するSaaSだ。『MeetsOne』を導入することで、バックオフィスなど現場作業以外にかける人的リソースを大きく削減していける。

フィールドサービスを展開する大規模事業者にとって、「いかに手間をかけずに案件数を増やしていけるか」こそが最大の経営課題である。新たなサービス領域への参入や、新規顧客開拓あるいはリピート創出へのリソース拡充に取り組むことさえできれば……と頭を悩ませている経営者が少なくない。

そんな現場に、圧倒的な効果をもたらす業務効率化ソリューションを提供することで、重要な経営課題に集中できる状況を創り出すのだ。実際に、事務作業の9割削減といった事例がすでに生まれている(『MeetsOne』の導入事例を紹介した記事はこちら)。

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事業者のペインを解決することでプロダクトマーケットフィットを実現

右肩上がりだという売上推移について聞くと、船出からここまで順調な航海をしてきたかに見える。しかし、石川氏はこれまでについて「大変なことのほうがずっと多かった」と苦笑いで振り返る。中でも、当初の1〜3年はプロダクトマーケットフィット(PMF)になかなか至らず、相当苦心した。

石川起業した最初の1年はチームもすごく小さくて、楽しくやっていました。みんなで交代で給食当番をしたりと、わきあいあいで。お金はないが夢はある、「ザ・スタートアップ」という感じでしたね。

そこから2〜3年経って、PMFをしたのか、していないのか、よくわからない状況が続いた時期が一番堪えました。

スタートアップにとって大変なのは、ユーザーからの支持を得られないこと。マッチングプラットフォームというモデルは当初からチャレンジしていたので、企業ユーザーに対しても、個人ユーザ―に対しても、どのような価値を届けられればいいのか、検証を何度も何度も繰り返してきましたね。

プロダクトのかたちをガラッと変えることも含め、スピーディーに仮説検証を回すこと自体はできていたのですが、当たらないものを何度もつくり続けることで開発メンバーの疲弊が目立ってきてしまうこともありました。

ですが、大きなプロダクト転換の3回目のトライをしたときに、それまで非常に低かった事業者さんのリテンションが突然ものすごく上がったんです。それで、ついにPMFが実現したことを感じました。

試行錯誤してPMFの感触を得たこのとき、何があったのか。その原因を、石川氏は次のように分析する。

石川事業者さんがそれまでなぜリテンションしなかったかにつながるんですけど、取れるかどうかわからない案件に対して、見積りをつくって出し続けるのって、やっぱり大変なんです。ユーザーは1件につき5つまで相見積もりを取れる、そんな仕様にしていました。つまり逆に言えば、事業者さん側は、5分の4の確率で失注するわけです。そうした状況では、いちいち労力をかけて見積りを出し続けるのがしんどくて、気力を消耗してしまうんです。

ただ、ユーザー側は1社で決めるよりは相見積もりを取って決めたいニーズがありました。では、どうしたら相見積もりを取りたいユーザーのニーズと、事業者が疲弊しない方法とを両立させられるか。私たちは、事業者の見積りを自動化することに挑戦しました。

見積りを自動化すれば、事業者さんは最初の設定こそ大変ですが、その後は労力をかけずに見積りがつくられ、負担が軽減されます。

事業者さんの負担をどう軽減するかは大きなポイントで、そこに向けていろんなモデルを試しました。その結果、3回目の挑戦で、事業者側・ユーザー側、どちらのニーズも満たすプロダクトができあがりました。

『ミツモア』がPMFを果たし、順調な成長を続ける中で、新規のプロダクトについても模索。2022年8月に『MeetsOne』をリリースした。

現場の仕事はさまざまな規模・分野の会社から成り立っている。大企業が元請けとして請けた仕事を中小事業者が下請けする多層構造になっていることが少なくない。

石川氏は、小規模事業者だけでなくその上流工程である大規模事業者まで使えるようなシステムがなければ、産業全体の生産性向上は実現しないと考えた。

実際に大規模事業者では、膨大な書類作業が発生している。中小下請け業者から提出された書類を転記したり、業者間でのやり取りを書類に落とし込む一連の流れを手作業で行っているのだ。

『MeetsOne』のリリースから約1年。大規模事業者のあいだでは徐々に導入が進んでいる。

先ほども紹介した通り、実際に『MeetsOne』を活用している事業者からは、「書類作業が8割ほど減った」「残業が1時間ほど減りそうだ」といったコスト削減や業務効率化などの効果を実感する声が聞かれるようになった。そして、それ以上に喜ばしい現場からの声が、「事業効率化をしたおかげで売上が伸びそうだ」とする声だ。これは、石川氏が掲げる「日本のGDPを増やす」にまっすぐつながっていく。

現場オペレーションの効率化を目的とした『MeetsOne』は、現場の業務フローをすべてカバーするSaaSだ。しかし、実際に事業者が導入するとなった場合、基幹システムとのすみ分けやデータ連携などを考慮して、ある機能は「使わない」選択をすることもある。

どうしたらうまくデータ連携できるか、アカウントの管理をどうするか、同社では1つひとつ丁寧に紐解いて現場の担当者に提案をする。SaaSとして提供するだけでなく、コンサル要素が求められるプロダクトだ。

大企業向けのコンサルタント。そこは、ベイン・アンド・カンパニー出身の石川氏の経験が活きる。『MeetsOne』の事業部長にはKaizen PlatformでCTOを務めた渡部拓也を起用。大規模事業者向けに戦略・経営・ITコンサルタント経験者らを多く採用して布陣し、チームを組成した(渡部拓也氏についての記事はこちら)。

石川コンサルタント時代はずっと大企業向けのプロジェクトに携わっていたので、そういう意味ではコンシューマー向けの『ミツモア』での経験のほうが私にとって「異色」なんです。『MeetsOne』の展開で、再び自分のフィールドに戻ってきた感覚ですね。

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中小企業を元気に、日本経済を活性化。
突き動かす「想い」の強さ

石川氏が強い決意を持って事業をドライブさせようとする背景には、日本の労働生産性を上げ、経済を活性化させなければならないとの使命感がある。リード文でも強調したのは、この点にかかるピュアな思いだ。

今後、日本では人口減少が避けられない。中小企業だけでなく、日本の企業全体で労働生産性を向上させなければ、現在のような豊かな暮らしは営めなくなるかもしれない。そんな危機感をも、抱いているのだ。

石川いかに生産性を上げていくか。これは喫緊の課題だと思っています。

あとは、自分自身生産性の低いことがキライなんです。自動化できそうなものを手動でしたくない。

現場系はほかに比べて有効求人倍率が5倍ほどと高いんですが、どこの会社も若い人を採用できないし、採用できたとしてもすぐ辞めてしまう。若い人はシステマティックに物事を進めることに慣れていて、ムダなことはやりたくないんです。

こうした生産性の低さによる「負」はとてつもなく大きい。それを「頑張って働けば何とかなる」といった根性論で語る時代を終わらせなければならない。国全体で意識を変え、産業にせよ経済にせよサステナブルな構造を構築しなければ、日本経済の先行きは暗い。

石川中には「従業員に楽をさせるなんて」とおっしゃる経営者もいます。でも、やみくもに頑張ったって……。同じ「頑張る」にしても、生産性が倍になれば売上も倍になるかもしれないじゃないですか。そうした「考え方の転換」を国全体でやっていくべきだと思います。

そのためにまず、日本社会全体がよりソフトウェアを活用すべきだと持論を語る石川氏。現状、日本のICT資本装備率はアメリカの3分の1にとどまる(この調査等を参照)。また、ソフトウェア導入数を日米の同じ規模の企業同士で比較したとき、日本はアメリカの10分の1しかソフトウェアの導入が進んでいない。

ソフトウェアは、そこにあるだけでは使われない。ふだん「使わない」人たちにソフトウェアを使ってもらうには、業務効率が上がることを訴求するだけでは振り向いてはもらえない。ソフトウェアを活用し、効率化してできた時間を使って「売上を稼ぎましょう」と訴える必要がある。

石川氏は、それこそが『ミツモア』と『MeetsOne』の両方を併せ持つ意味だと熱を込める。

石川集客系プラットフォームの『ミツモア』と、オペレーションプラットフォームの『MeetsOne』の両方を持つことで、「『MeetsOne』で効率化して、『ミツモア』で集客する」が実現します。「従業員の負担が減れば、こういうことに時間が使えますよ」と訴求することができるんです。

まさに、「日本のGDPを増やし明日がもっといい日になると思える社会に」と考える石川氏の思想が事業の展開に反映されている。プロダクトでエコシステムを構築し、コンサルティングをすることで顧客の事業に落とし込む。これこそ、他のマッチングプラットフォームとの差別化ポイントと言える。

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事業をドライブするためのキーファクターは「理想から逆算」できる人材

無数のスタートアップの中でも、『ミツモア』のプロダクトの特異さは際立っている。400ほどのサービスに対し、いかに正確に自動見積りを行うかの複雑性極まるチャレンジ。かつ、さまざまな業界の特性を捉えながら、シンプルさとユーザーフレンドリーな状態を維持する。こうしたプロダクトはなかなか他に見当たらない。

今後、『ミツモア』をドライブさせるには、『MeetsOne』をより世の中に広めていく必要がある、と石川氏は語る。

石川そのためのキーファクターとなるのが、「人材」です。ただ、やみくもに人を増やそうとは考えていません。生産性が高く成果を創出できる人に参画していただいて、そこからさらなる高生産性を目指し、少数精鋭で事業を伸ばしていきたいですね。

同社のバリューの1つに「理想からの逆算」がある。ある領域について、伸びしろとしての可能性を解像度高く描き、そこに最短で到達するために必要なリソースをかき集めることが重要との考え方だ。人材として、それができる人・できない人のあいだには大きな差が生まれる。

一例が、同社で行った引越し市場におけるプロジェクトだ。当初同社では、引越し分野での売上高を昨対比で倍にする目標を定めていた。しかし、引越し市場の規模で見れば、「ミツモアの昨年の実績の2倍を記録したところで、さしたるインパクトはない」と石川氏らは考えた。ならば、昨対比という前例ベースで考えるのではなく、そもそも「あるべき理想像」から逆算して検討すべきではないか。

そこで、引越しの依頼件数や、依頼件数を増やすためのSEO広告など、あらゆる施策を検討し、創出しうる効果を細かく分解し、目指すべき理想の売上高を設定しようとした。そして、そこに最速で到達するにはどうすればよいかという観点で、施策を整理し、実行。すると、当初目標としていた昨対比2倍どころか、11倍にまで伸長した。

石川昨対比での改善ではなく、理想からの逆算で物事に取り組む。こうした考えができる人材は日本の現状の教育では生まれづらい感触があります。でも、そういう人が増えれば、ミツモアという企業はすごいスピードで成長できるんだろうなと思います。

当社にはコンサルティング業界の出身者がたくさんいるので、その知見を活かして、理想の絵姿を描けるようになります。一方で、それを実行に移して突き進むスタートアップのよさも経験できます。

これまで昨対比で考えていた人も、ミツモアに入ると変わりますね。

ミツモアにはいま、新規事業のタネが無数に転がっている。それらを拾いにいきたいが、マーケットの範囲が広く、拾いきれずにいるのが現状だ。だからこそ、いま同社に参画することで、「めちゃくちゃおもしろい仕事ができる」と自信をのぞかせる。

石川『ミツモア』も『MeetsOne』も、自ら事業をつくりあげる経験がしたい方にとってはものすごく「刺さる」かなと。たとえば『ミツモア』は、現在見積りサービスを提供している数は400ほどですが、見積もるべきものって世の中に無数にある。その数を1,000〜2,000サービスくらいまでは増やしていく予定でいます。

プロダクトをさらに世の中に浸透させ、ユーザーを増やし続けていくことがポイントになるので、事業に責任を持って、きちんとつくりあげる経験を提供できると思います。

戦略コンサルティングにありがちな話として聞かれるのが、「当事者になれない」悩みですが、ミツモアであれば顧客の業務に入り込み、ともにシステムを作りあげることができる。

机上の空論ではなく、実際にオペレーションを変えていくことができる。手触り感を持って、「本当にやりたいこと」ができます。

こちらの記事は2023年08月07日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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執筆

宮原 智子

写真

藤田 慎一郎

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