他者との関係性から自分が何者かを知る「セルフマネジメント」──適応課題に向き合う「ナラティヴ」とは | Biz/Zine(ビズジン)

 「働き方改革」が叫ばれて久しい。多くの企業がなんらかの取り組みを行ってはいるが、満足度も低く、生産性も上がっていないと指摘されている。これは本来、働き方で多くの人が感じているのは質的な問題であるのに、残業時間や女性役員の登用比率といった、量的な問題にしてしまっているからだ。そう考える埼玉大学大学院准教授の宇田川元一氏とセルフマネジメントの支援プログラムを提供するトランスフォーム合同会社共同代表の稲墻 聡一郎氏、働き方を選択できる社会の実現を目指す一般社団法人at Will Work 理事の猪熊真理子氏が意気投合。ビズジンでの公開講座に先立ち、働き方について話し合った。内容を2回にわけてお届けする。前編である今回は、他者との関係性を構築する上で重要な「セルフマネジメント」、関係性構築の際に考慮すべき「依存関係」、「連帯」という他者との関係、苦しさを語ることができる「環境」まで。…

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