未来に続くベクトルを読み、中心と周辺の動きからタイミングを計る。アート取引にブロックチェーンを導入するスタートバーン施井氏に聞く「時代の読み方」
時代を先読みする力。それはスタートアップや新規事業開発担当者だけではなく、不確実な時代を生き抜く我々個人にとっても、文字通り「有難い」力のひとつである。 ブロックチェーン、XR、メタバース、自動運転、チャットAIとテクノロジー界の黒船がどんどん出現する上に、日常生活においてもパンデミックが発生し、物価が上昇し、第三次世界大戦の予感さえ漂い始めている。自分のよく知った「旧世界」にしがみついていると、何が起こるかわからない「新世界」から取りこぼされてしまう。そうならないために、どうすればよいのか。どうすれば生き残れるのか。 そうした想いに示唆を与えてくれるであろう人物に話を聞くこととする。ブロックチェーン黎明期よりその可能性を見出し、「アート作品の売買の際に、アーティストへの還元金が支払われる」サービスを構想、開発した現代美術家でありスタートバーン株式会社代表取締役である施井氏をお呼びし、自身の事業の展開をなぞりながら、「先読みする力」について聞いた。…
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