J3クラブとサポーターが3カ月で750kgのCO2削減を達成。データビジネス・デベロッパー、DATAFLUCTが取り組んだ誰もが楽しめるエコ活動
地球温暖化による気候変動を食い止めることは、今や全世界が避けることのできない必達目標である。2050年のカーボンニュートラルを達成するためには、企業だけでなく各家庭や個人も環境に配慮した行動をとっていくことが重要だ。しかしその一方で「CO2排出量の削減」という壮大な目標を個人に追わせるのはあまり現実的ではなく、なかなか行動変容を促しづらいのが現状だろう。 この問題に正面から取り組み、実際に成功事例を創出したスタートアップがある。高度なデータサイエンス技術を強みとする株式会社DATAFLUCT(データフラクト)だ。同社は2022年に、生活者を含むあらゆるステークホルダーがカーボンニュートラルに向けた取り組みに参加できる世界を実現するためのプラットフォーム事業「becoz」を始動。利用明細データからCO2排出量を可視化できるクレジットカードの提供や、生活者の行動変容を実現する新規事業の開発などを手がけている。 DATAFLUCTの取締役CSOを務める吉川氏とbecozの事業責任者である吉岡氏に、ユーザーの行動変容を促す方法や着目すべき点について伺った。…
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