「将来期待される利益」を作るために。社会課題と会社の利益を両立するビジネスモデルを目指して
今や他社と共創する「オープンイノベーション」は珍しくなくなった。テクノロジーの進歩のスピードが早まり、顧客のニーズや消費者のライフスタイルの多様化など、世の中の変化が激しく先が見通せない時代に、多くの大手企業が競争力を得る手段の一つとして、CVCの設立やアクセラレータープログラムに力を入れている。 三菱地所も例外ではない。大丸有(大手町・丸の内・有楽町の総称。以下同様)エリアに「EGG JAPAN」や「Inspired.Lab」といった拠点を構え、大手企業とスタートアップのコラボレーションプラットフォームになりつつある。 バブル崩壊やリーマンショックなど、いくつもの波を乗り越えてきた三菱地所。その中で、ハードだけでは生き残れないという思い。三菱地所が取ってきた行動の意味とは?スタートアップ・エコシステムを専門としている横浜市立大学の芦澤美智子准教授と、三菱地所xTECH運営部長の伊藤宏樹氏の対談を実現。今の日本でスタートアップが必要な理由と、三菱地所に求められる役割について語ってもらった。…
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