連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

「人間は腸が大事」。16年間のプロサッカー選手経験が産んだ、全ての人をベストコンディションに促す腸内細菌バイオベンチャーAuB

マーケティングの世界では、「言葉」が生まれると市場が顕在化、活性化するとされてきた。腸内細菌についても同じことが言える。「腸活」という言葉がまず広まり、消費者が関連商品に注目し始めた。 そもそもに立ち返ると、腸内細菌の効能については世界中でさまざまな研究がなされており、そのポテンシャルへの期待も高い。病気やストレスなどとの因果関係も明らかになっている。そうしたことを踏まえて、元浦和レッズの鈴木啓太氏はバイオベンチャーAuB株式会社を立ち上げた。サッカー好きならば、彼の活躍ぶりは語るまでもないだろう。 鈴木氏はアスリートの腸内環境は理想的であるという仮説から1000以上の検体データをアスリートから集め、4年間にわたり研究を続けた。今ではフードテック事業としてサプリメントを開発販売する傍ら、研究の知見を活かしたヘルスケアサービスや次世代アスリートのコミュニティ支援を行う。 16年間活躍したプロスポーツの世界を離れ、専門知識が求められるバイオベンチャーという新たなステージへと踏み込んだその理由とは。立ち上げまでの道のりと苦労を聞いた。…

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