連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

4.5M先にも無線で充電できる。Space X出身の米国起業家による無線給電プラットフォーム「PHION ONE」の開発ストーリーとその未来。

コンセントから長く伸びた充電コードは、煩わしい。Wi-Fiと同じ要領で、部屋に入ればスマホが充電されるようなシステムがあればと夢想したことのある方は多いことだろう。 無線給電の技術は、こうした未来を到来させられるかもしれない。住宅やオフィス、そして公共空間における無線給電を実現させるべく、開発を進めているのがカリフォルニアのPHION Technologies Corp.だ。 同社CEO兼CTOのJonathan Nydell氏は、無線給電によって便利になるのは足元の生活だけではないと語る。電子機器のあり方そのものも変えてしまう可能性を孕んでいるそうだ。今回はNydell氏に、無線給電が持つ可能性や開発の道のりについて、お話を伺った。…

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