連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

VCがスタートアップを評価する基本ポイント | ベンチャーキャピタリストの視点 vol.2

ベンチャーキャピタリストだというとよく聞かれるのが、「スタートアップの『目利き』をどうやってしているのか?」「プレゼンテーションやエレベーターピッチでどのような点を重要視するか?」ということだ。正直に言うと、20分程度のプレゼンテーションでビジネスの良し悪しを判断することは現代の複雑なビジネス環境においては不可能に近いし、エレベーターピッチのような数分の話で評価はできない。プレゼンテーションを聞いてビビっときたというのは話としては面白いが、通常のビジネスで初対面の社長と20分間話をして融資を決めてくれと言われたら詐欺と思うべきではないだろうか。 スタートアップへの投資となると、通常ではありえない、不可思議な形で投資先を評価していると思われているのが不思議でならない。もちろん自分の会社を売り込む時のプレゼンテーション能力、セールスマンとしての優秀さは組織に必要とされる重要な能力の一つであるが、売り込みがうまいことと投資の判断は別の話である。スタートアップ投資といえど、中身をしっかり見ていかなければ当然成果は出ない。…

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