連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

「空飛ぶクルマ」をまちづくり視点で見ると不動産価値が変わる。 エアモビリティが変える移動の未来

日本航空株式会社(JAL)、兼松株式会社とともに東京都の実証事業「都内における空飛ぶクルマを活用したサービスの社会実装を目指すプロジェクト」に採択された三菱地所。2022年度に都心の主要な拠点を結ぶ移動サービスを始めとした、様々なビジネスモデルを検討している。 三菱地所は運航実証を行う場所提供のほか、全体取りまとめを担う。運航サービスにおけるビジネスモデル検討及び運航・離着陸オペレーション実証はJAL、空飛ぶクルマ用離着陸場運営サービスにおけるビジネスモデル検討や海外の技術、規制動向などの提供は兼松が資本業務提携する英Skyportsとともに行う。 将来的に「空飛ぶクルマ」が一般的になれば、誰もが夢見たマンガのような世界が実現するだろう。しかし、大きなビジョンには大きな壁がつきもの。今回は三菱地所で本実証事業の指揮をとる西地氏に、空飛ぶクルマで何が実現するのか、今後どのように実証事業を進めていくのか話を聞いた。…

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