「人工共感」で世界を変えるイスラエル人起業家が歩んだ道

イガル・シャロン(50)は1991年1月の湾岸戦争の開戦をヨルダン川西岸で迎えた。米国を中心とする多国籍軍が「砂漠の嵐作戦」と呼ばれるイラク空爆を開始し、CNNが世界に生中継した翌日の模様を彼はこう話す。 「あの日は前日から雨が降り、泥の中で司令部からの命令を待っていた。戦車部隊と一緒にヨルダンを抜けて、イラクに攻め込む指令をね。でも指令は出ず、夜になるとイラクのスカッドミサイルが頭上を飛び越え、故郷のテルアビブの空を赤く染めるのが見えた」…

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