連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

銅使用量を70%削減。日本の技術で環境性と経済合理性を繋ぎ世界へ。低環境負荷な電子基板製法を開発したエレファンテック

20〜30年前に様々なメーカーが挑戦し、全てが上手く行かず現在は撤退している技術。そう聞いてその技術に挑戦しようと思う人がどれだけいるだろうか?もし自分が新規事業の担当者だったとして、その技術を「チャレンジしてみませんか?」と社内で提案しても「あの時できなかったのだから取り組む理由がない」と言われるのは目に見えている。 そんな技術に挑戦し、日本発で「これが無ければ世界が回らない」と言われるようなものを作ろうとしているのが、エレファンテックだ。インクジェット印刷と銅めっきで、超低環境負荷の電子回路基板を製造している。同技術で製造する基板は、既存の製造方法と比較すると、銅使用量を70%削減できるという。 「環境への対応が経済合理性につながる」と語る同社の代表取締役社長兼CTOの清水信哉氏に、その意図を聞いた。…

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