連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

サバがマグロを生む!?前代未聞の新技術“代理親魚技法”で水産業を革新する大学発スタートアップ「さかなドリーム」のビジョン

漁獲量の減少によって、水産物の安定供給に陰りが見えてきた日本の水産業。ゲノム編集や培養技術などの最新技術に期待が高まっているが、それらが社会に普及するには、まだまだ時間がかかりそうだ。 そんな中、水産業界で大きな注目を集めているのがさかなドリームの「代理親魚技法」という技術。「試験管から魚を生み出す」「サバにマグロを産ませる」といった驚きのアプローチで、水産業界が抱える課題解決を目指している。 この「代理親魚技法」が社会実装されることで、私たちの食卓にどんな変化が起きるのだろうか。今回は同社の共同創業者であり、東京海洋大学で代理親魚技法の研究をしてきた吉崎悟朗教授と代表取締役CEOの細谷俊一郎氏にインタビューを実施。起業の経緯やこれからの事業展開について話を聞いた。…

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