28回答

ご自身のバイブルとなっているような、何度も読み返す書籍はありますか?

質問

ご自身のバイブルとなっているような、何度も読み返す書籍はありますか?

28件の回答

回答28
回答掲載日
2021.02.26
諸岡 裕人

1984年生まれ。2009年 慶応大学経済学部卒業後、リクルートスタッフィングで営業職を担当。2012年 家業であるワールドエンタプライズ株式会社に入社し、LCCのエアアジアジャパンやバニラエアの予約センターの立ち上げ、JALの羽田機内食工場の立ち上げなどに携わる。その中で感じた現場のペインを解決するため、2016年12月に株式会社カミナシ(旧社名:ユリシーズ株式会社)を創業し、ノンデスクワーカーの業務を効率化する現場DXプラットフォーム「カミナシ」を開発。

いくつかあるので、それぞれ箇条書きでご紹介します。

ビジョナリー・カンパニー
100年続く会社にしようと視座を高めてくれた本。シード期に読んでも全然ピンと来なかった。シリーズA前後くらいの、事業が加速し始めたタイミングで読むとテンション上がりました。

Who You Are
カルチャーに投資する気持ちをより強くしてくれた本です。

ザ・アドバンテージ
最初にMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を作ったときに指針とした本。カルチャーは戦略に勝るということを確信しました。

伊藤雅俊 遺す言葉
セブン&アイを創った伊藤さんの本。ビジネス以前に商売を成功させる人としての心構えに感動した本。

現場論 -「非凡な現場」をつくる理論と実践-
ローランド・ベルガー会長遠藤さんの著書。「現場」という分かるような、分からないような概念を言語化した名著。デスクレスSaaSをやる人におすすめ。

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回答27
回答掲載日
2021.02.26
會田 武史
  • 株式会社RevComm 代表取締役 

1989年生まれ。三菱商事株式会社にて自動車のトレーディング、海外市場での販売/マーケティング施策の企画・立案・実行、クロスボーダーの投資案件・新会社設立、政府向け大口入札案件、M&A案件等に従事。2017年7月に株式会社RevCommを設立し、2018年10月に電話営業・顧客対応を可視化するAI搭載型IP電話「MiiTel」を、2021年1月にオンライン商談ツール「MiiTel Live」を正式リリース。

マインドセットに関する書籍でいうと新渡戸稲造さんが書かれた「武士道」です。何度も読み返している書籍であり、新渡戸稲造さんが武士道を構成する7つの要素として挙げている「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」の7つの徳からは人としての在り方を学びました。

思考する際のフレームワークでは「ランチェスター戦略」が好きです。たまに読み返してみると反省する点が見え、良い振り返りになります。

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回答26
回答掲載日
2021.02.26
尾花 政篤

東京大学経済学部卒。2013年4月より株式会社ベイカレント・コンサルティングにて、主に保険会社を対象としたマーケティング・IT戦略立案やIT投資管理などに従事。2017年8月に株式会社hokanを創業し、代表取締役に就任。保険代理店向けの顧客・契約管理システムhokanを開発・提供。2023年3月末に退任。2023年6月よりSansan株式会社に入社。契約データベースのContract One PdMと、グループ子会社の言語理解研究所のAIコンサルタント兼セールスマネージャーを兼務。

稲盛和夫さんが書かれた「生き方」です。10回以上繰り返し読んでいるバイブルですね。最近だとフードデリバリーの領域のような競合が多数存在する市場とは異なり、hokanがアドレスしているInsurTechのような競合が少ない市場では、己との戦いが非常に重要だと考えています。競合との戦いも重要ですが、それよりもなぜこの会社・プロダクトが必要なのかという使命感に向き合い続けることが大切であり、「生き方」からはその使命感を学びました。

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回答25
回答掲載日
2021.01.26
岩木 亮介

1990年生まれ。大阪大学法学部卒業。福岡銀行を経て、ドーガンへ参画。ベンチャーキャピタル、コンサルティング、事業マネジメントに従事。その後、アクセンチュアを経て、2017年1月にREAPRA Venturesに参画。産業創業の対象となる投資領域の定義、産業リサーチ、事業開発の一般化等に従事。また複数の投資先経営支援も行う。2017年10月、アーキベースを創業。

バイブルのような何度も読み返す本はあまりありません。新しい本をどんどん読んでいくほうが多いですね。というのも、会社を経営していくなかで私自身の役割がどんどん大きくなっており、キャッチアップしなければならない対象範囲が常に広がっているからです。原理原則となる知識の習得はもちろん大事ではありますが、これは何か特定の本に集約されているようなものではありません。常に新たなことを学習し続けなければ、自分自身を変容させ続けなければ、という圧力のほうが自分の中では強いですね。

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回答24
回答掲載日
2021.01.14
渡邉 一治

公認会計士。朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)に入社、上場会社の監査やIPO支援に従事。監査部門従事の後、朝日監査法人の提携先であるアーサーアンダーセン・ニューヨーク事務所コンサルティング部門を経て、日本にてコンサルティング会社㈱朝日アーサーアンダーセンのスタートアップに関わり600名超の体制に。JSOXにより監査部門とコンサルティング部門の分離が求められることを契機に、事業会社に転出。半導体製造装置メーカーの㈱ディスコで経営戦略グループリーダー、家庭用ゲームメーカーのスクウェア・エニックス・ホールディングスのCFO(最高財務責任者)を歴任後、2020年7月に株式会社ネットプロテクションズに入社。

スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」です。
この本は1996年初版で、私はコンサル時代にこの本が出されてすぐに手に取りました。
成長するためには、まずは自己を確立し、次に相手と関係を築き、常に刃を研ぐという考え方は、他のご質問で回答した私の座右の銘3点セットと本質的に同じです。

アンダーセンの日本法人の社長が当時ご子息との関係に悩まれていたので、この書籍を薦めたところいたく感動し、全社員に社費で一人一冊配布されました。また、その後入社したディスコでは社員教育の副読本として社員全員が保有し、ネットプロテクションズでも新卒教育の副読本として活用されていました。私の入社前からディスコ、ネットプロテクションズでは「7つの習慣」が採用されていたのですが、これらは決して偶然ではなく、私のポリシーと私が選んだ会社のポリシーが合致していた証左だと思っています。

私も何回か読み返していますが、その時その時の自分が置かれている状況により、心に刺さる場所が変わりヒントをもらいます。良い書籍とはそういうものだと思います。

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回答23
回答掲載日
2021.01.13
高野 慎一

大学卒業後、創業20年のリクルートに入社。採用・広報を経てコスモスイニシア転籍。企業の急成長と急降下、復活を経験。その後、異なる社風を求め創業120年の(株)ぎょうせいに転職。執行役員として長期低落からのV字回復を果たす。その後、日本交通に転職し常務取締役。JapanTaxi株式会社(現・Mobility Technologies)コーポレート部長も兼務し管理部門立ち上げを主導。社員数15人のツクルバに取締役としてジョイン。「事業戦略は若い感性に、自らは普遍的な『人と組織』で」を方針にツクルバ急成長に貢献。2019年、株式会社aimaを立ち上げ、代表取締役就任。社外取締役や顧問としてベンチャーの成長を支援している。

すごく古い本になるのですが、内村鑑三氏が書かれた「後世への最大遺物」という本は何度も読み返しているバイブルです。この本は、ツクルバにジョインする前に、代表の村上と中村にもおすすめした本です。この世に生まれてきて、後世に何を残すのか。生きる意味について書かれた本ですが、それは事業に取り組む意味、事業の存在意義にも通じます。古い本なのですが、講演録なので薄くて読みやすいです。ぜひ一度読んでおくと良いと思います。

原因と結果の法則」もすごく古い本になるのですが、読み返すたびに毎回異なる学びがあり、何度も読み返しています。「7つの習慣」や「人を動かす」などベストセラーとなった啓発書は数多ありますが、本書は1902年に英国の作家ジェームズ・アレン氏によって記されたもので、啓発書のルーツとも言われています。自分を取り巻く環境との向き合い方、自責と他責など、自分を成長させる根本の考え方がこの本にあります。古くて薄い本だからこそ、本質を簡潔に述べています。

考えてみると2冊とも古くて薄い本ですね(笑)。

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回答22
回答掲載日
2021.01.13
吉田 行宏
  • 株式会社アイランドクレア 代表取締役 
  • 株式会社POL 取締役 
  • 株式会社LIFE PEPPER 代表 

日本で唯一設立10年で売上1千億円を達成したハイパーグロースカンパニー東証一部・ガリバーインターナショナル(現・IDOM)の創業メンバー。ナンバー2として、急成長を支える戦略構築、組織、人材育成理論を構築。現在、PKSHA、マネーフォワードなど25社の役員・戦略顧問として企業支援を行っている。
著書「成長マインドセット」「全員経営者マインドセット」

ご質問の趣旨とは少しズレてしまうのですが、あまり読み返す本はありません。もちろん素晴らしい書籍は沢山ありましたし、大きな影響を受けた本も沢山ありました。ただ、私は本を参考にしますが、可能な限りインプットだけでなくアウトプットを重視しています。もちろん、読書を含めインプットはとても大切です。しかし更に重要なのは、インプットした知識をもとに自分の信念・哲学や行動原則を生み出し実践することで、そこではじめて価値が生まれると考えています。

インプットをする際におすすめの方法があります。それは「自分で本を書くつもりでインプットをする」ことです。私も特別文才があるわけでないですが、アウトプットを常に意識していたら、「成長マインドセット」「全経営者マインドセット」という2冊の本を執筆できましたし、大変多くの方に読んでいただけています。アウトプットを強く意識するだけでインプットの質が全く変わってきます。ぜひ、自分で本を書くんだというぐらいの気持ちで本を読んでみてください。

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回答21
回答掲載日
2020.12.10
茂野 明彦
  • 株式会社ビズリーチ HRMOS事業部 インサイドセールス部 部長 兼 BizReach 創業者ファンド パートナー 

2012年、株式会社セールスフォース・ドットコムに⼊社。グローバルで初のインサイドセールス企画トレーニング部⾨を⽴ち上げると同時に、アジア太平洋地域のトレーニング体制構築⽀援を実施。2016年、株式会社ビズリーチ⼊社後、インサイドセールス部⾨の⽴ち上げ、ビジネスマーケティング部部⻑を経て、現在はHRMOS事業部インサイドセールス部部⻑を務める。インサイドセールスに関する連載記事の執筆を⾏うほか、インサイドセールスカンファレンスを企画するなどインサイドセールスの認知向上、発展に貢献している。著書に「インサイドセールス–訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド-(翔泳社)」

約20年前の古い書籍ですが、「CRM―顧客はそこにいる」は何度か読み返しています。インサイドセールスにとって大事なのは、突き詰めると「顧客を考えること」です。今でこそCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)は、SFAと同様に顧客管理システムとして認識されていると思いますが、本質的にはマネジメント方法であり、考え方・思想なので、この本にはその学びが詰まっていますね。

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回答20
回答掲載日
2020.12.08
阿部 慎平

新卒でデロイトトーマツコンサルティングに入社後、大手企業の戦略案件に多数従事。2017年3月にスマートキャンプに入社。事業戦略・組織戦略の策定、SaaS業界・インサイドセールス業界レポートの執筆、SaaSカンファレンスの主催、インサイドセールス代行・コンサルティング『BALES』、インサイドセールスマネジメントシステム『BALES CLOUD』、オンライン展示会『BOXIL EXPO』の立ち上げなどを推進。セールスフォースユーザー会インサイドセールス分科会2019年度会長。2019年11月よりマネーフォワードグループへ参画。

前職の経営コンサルタントの時から元ミスミグループCEOの三枝匡氏の「戦略プロフェッショナル」「経営パワーの危機」「V字回復の経営」「ザ・会社改造」が好きで読み返しています。

いずれも三枝氏の実体験をもとに小説形式で描かれたビジネス書で、主人公が会社や組織を改革していく内容です。改革にあたってどのような意思決定をし、どのように周囲を巻き込んでいったのかという点が非常にリアルで勉強になり、特に中長期の戦略や施策を考える際に本を見にいったりします。

インサイドセールスのオペレーションやスキルに直接的に役立つ内容ではありませんが、ビジネスパーソンとして戦略や施策を考える方法や姿勢を学ぶことができますのでインサイドセールスの領域でも戦略や施策検討で役立つと思います。

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回答19
回答掲載日
2020.12.08
鈴木 淳一
  • 株式会社セールスフォース・ドットコム 執行役員 セールスデベロップメント本部 本部長 

広告系ベンチャー企業の営業マネージャーを経て、 2010年インサイドセールスとして現職に入社。 外勤営業を経験した後、 インサイドセールス部門にてマネジメントを行う。インサイドセールスにてスタートアップ/中堅中小およびエンタープライズ部門を統括。インサイドセールス、The Model、SaaSのノウハウ提供も行う。

私もいつもメンバーにも課題読書や課題映画を出すくらい沢山のインプットを心がけている方なので、インサイドセールス向けにという観点でいくつかご紹介します。まずはヒアリングのノウハウを学ぶためにも、別のご質問への回答でも登場した『「SPIN」営業術』は必読です。インサイドセールスの教科書と言ってもいいと思います。また、手前味噌ですがSalesforceの創業者で会長 兼 CEOのマーク・ベニオフの著書「クラウド誕生」、「トレイルブレイザー」は、SaaSのベースとなる基本が詰まっていますし、ストーリーとしても面白いのでおすすめです。実は創業時からインサイドセールスの仕組みが組み込まれた状態を想定していたりと、かなり実務面でも参考になる点は多いです。

メンバー向けには、『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか』はよくおすすめしていますね。日々のルーティンや、レスポンスの速さなどの細かい話なのですが、ビジネスパーソンとしての基礎をつくる意味でも大事なことが書かれている書籍です。オンライン環境下でのマネジメント強化であれば「共感力」もお勧めで弊社のインサイドセールスマネージャーは全員読んでいます。最近だと、GO三浦さんの「言語化力」も読んでもらうようにしています。コロナの影響もあり、今後はますますオンライン上でお客様とコミュニケーションを取ることが増えるので、テキストや音声でいかに相手に伝えられるかというのは大事なスキルの一つになってくると思います。

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回答18
回答掲載日
2020.12.08
西山 直樹
  • ベルフェイス株式会社 取締役 

2007年、新卒にて営業支援会社の(株)セレブリックスに入社。大手IT企業のインサイドセールス部隊構築支援を中心に、延べ80プロジェクトの新規セールス部隊立ち上げに参画。200名を超える営業マンの採用やマネジメントに従事。2015年同社を退職し、ベルフェイスの立ち上げに参画。セールス/インサイドセールス/マーケティング/カスタマーサクセス等のレベニュー部門の全体を統括。現在はエンタープライズGrと事業企画室を管掌。

セールスフォースの「クラウド誕生」は、定期的に読み返していますね。インサイドセールスだけでなく、各セクションにおける大事な要素が詰まっている書籍です。営業の立ち上げ期に意識すべきことも書かれているのですが、どれだけテクノロジーが発展し様々な手法が生まれても、初期はこちらから電話をかけること以上に効果的な手法はないと断言しており、当時かなり勇気づけられたのを覚えています。

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回答17
回答掲載日
2020.12.03
大見 周平
  • 株式会社Chompy 代表取締役 

東大法学部を卒業後、2012年4月にDeNA新卒入社。入社後2年間は韓国ゲーム事業に従事し、1年弱のソウルオフィス赴任を挟みつつ、現地マーケティングチームの立ち上げ・新規ゲーム開発を担当。2014年4月から新規事業部署に異動となり、自動車領域・個人間カーシェアへの投資決定を推進し、Anyca(エニカ)の事業責任者を務める。2017年9月、子会社の株式会社DeNAトラベル代表取締役社長に就任。2018年5月、DeNAトラベルの売却を実施。2019年5月にDeNAを退職し、2019年6月に Syn, Inc. を創業。

書籍じゃないのですが、『キングダム』はめっちゃ読んでます(笑)。信みたいなリーダーにはなれないのですが憧れるというのと、飛信隊みたいな真っ直ぐなチームでいたいなって感じさせてくれるので。

インターネット激動の1000日』も何回か読んでいますね。モザイクっていうブラウザが生まれた瞬間・IEに駆逐される瞬間を描いた本なのですが、当時のインターネットの普及度と今の普及度を比較するとインターネットとかソフトウェアの無限の可能性を感じられてワクワクします。

司馬遼太郎の本も好きで『燃えよ剣』も何回か読み直してます。そこで描かれている土方歳三の生き様がかっこよすぎて、「もっと強く生きなければ」って思わせてくれます。

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回答16
回答掲載日
2020.12.02
木下 慶

筑波大学大学院コンピュータサイエンス専攻修了。NTTデータでのSE職、ランサーズでのエンジニア・プロダクトマネージャー職を経て、2016年6月株式会社メルカリに入社。メルカリのUS版、UK版のプロダクトマネージャーを務め、2019年7月より日本版メルカリのHead of Productに就任。

ハーバードの自分を知る技術」というハーバード大学のキャリア相談室長の方が書かれた本です。昔、キャリアについて悩んでいるときに当時の上司がお勧めしてくれて読んでみたところ、悩みがクリアになりキャリアの転換点を迎えました。自分にとっての成功とは何か、短所長所など自分を棚下ろす設問があり、今でもたまに読み返して設問への回答をアップデートしています。

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回答15
回答掲載日
2020.12.02

ソフトウェアエンジニアとして日本、シンガポール、サンフランシスコにて10年以上ソフトウェア開発に従事。DeNAにてOSSゲームワークや、全米No.1となったソーシャルゲームの開発を行ったのち、シンガポールのVikiに入社し、プロダクトエンジニアとして製品開発をリード。その後サンフランシスコへ移住し、現地スタートアップに初期メンバーとして参画。2016年に退社しAutify, Incを米国にて創業。2019年1月米国トップアクセラレーターAlchemist Acceleratorを日本人として初めて卒業。

Burning needsの原型とも言えるのですが、「ジョブ理論」は何度も読んでいますね。特に冒頭で出てくるバニラシェイクの話は、最初出会った時に感動したのを覚えています。既存のソリューションは、何を解決しているのか?そしてどんなシチュエーションで何を代替しているのか?という、Burnings needsを発見するために大事な要素が詰まっている1冊です。

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回答14
回答掲載日
2020.12.02
高橋 京輔

株式会社サイバーエージェントの米国支社、CyberAgent America, Incの創業に参画し、北米向けスマートフォンゲーム事業の立ち上げを経験。国内大型ゲームタイトルのプロジェクトマネジャーを経て、2016年より株式会社メルカリにて米国向け、日本向けのアプリのプロダクトマネージャーとして、製品開発に従事。中学高校時代の同級生である田とドクターズプライムを創業。

新卒内定者時代に読んだ「イシューからはじめよ」は、ひよこが生まれて初めて見たものを親だと思うのと同じで、今でも読んでいます(笑)。バイブルという観点だと、「あなたのチームは、機能してますか?」にもかなり影響を受けています。僕だけでなく、ドクターズプライムの社内文化を形づくったと言っても過言ではないくらいですね。この本に合わせて文化をつくったわけではないですが、結果的にどんどんこの本の通りになっていきました。

また、ビジネスに限らず全人類におすすめしたいのは「言いにくいことをうまく伝える会話術」です。言い方・伝え方によってコミュニケーションの質が変わるという内容なのですが、誰かしらとコミュニケーションを取る場面がある人なら一度読んで損はないはずです。

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回答13
回答掲載日
2020.11.17
小川 嶺
  • 株式会社タイミー 代表取締役CEO 

1997年生まれ。東京出身。高校時代に生徒会長を経験し、株式会社oneboxでインターンを始める。立教大学では、学生団体RBSA(起業家育成団体)を立ち上げる。2016年度の慶應ビジネスコンテスト(KBC)で優勝し、創業メンバーと共にシリコンバレーにわたり2017年に株式会社レコレを設立。2018年に株式会社タイミーへ社名変更。

不格好経営」は大好きな一冊です。あの南場さんですら、経営していく中でいくつものHARD THINGSを乗り越えてきたことや、オフィスの床で寝ていた時期もあったことを知ると、自分が抱えている悩みなんてちっぽけだなと思えるので。

また、「お客様がいるから自分たちが商売をできている」というビジネスの原点に立ち返ることができるという点では、松下幸之助の「道をひらく」もバイブルのような一冊です。

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回答12
回答掲載日
2020.11.17
大平 裕介

慶應義塾大学卒業後、2016年にA.T. Kearneyに新卒入社。主にコスト改革、事業戦略策定などに従事し、2018年に当時最速でアソシエイトに就任。テクノロジーの力で企業のコスト管理機能を抜本的に変革するため、2019年2月に株式会社Leaner Technologiesを創業。

自分の根幹を形成しているものという観点で、書籍ではないのですが「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「情熱大陸」などのテレビ番組ですね。読み物だと「キングダム」です。僕は割と人に憧れを強く抱くタイプで、その分人を好きになったりするスピードも早いのですが、それがモチベーションの源泉になっていたりします。あのような番組や媒体を見ると、良い意味で自分とのギャップを考えますし、まさに僕自身のエネルギーになっている感覚があります。

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回答11
回答掲載日
2020.11.17
布川 友也
  • 株式会社ログラス 代表取締役CEO 

慶應義塾大学 経済学部卒。 新卒で投資銀行に勤務。M&A、IPOアドバイザリー業務に従事。 その後、上場直後のITベンチャー企業に経営戦略担当として参画し、IR・投資・経営管理等を中心に業務を行い、東証一部への市場変更を経験。 株式会社ログラスを創業、代表取締役に就任。

UX戦略」という書籍は創業期にすごく読んでいました。C向けの内容が多いのですが、競合調査の方法やプロダクト・バリューの置き方、ユーザーインタビューの方法などが書かれており、とても参考になる一冊でした。実は初期のコミュニティ運営の戦略も、この本から影響を受けている部分があります。

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回答10
回答掲載日
2020.11.17
籔 和弥
  • MOSH株式会社 Founder, 代表取締役CEO 

福井出身、同志社大学卒業後、飲食店クチコミアプリ事業のRetty立ち上げ期に社員7人目で新卒第一期生として入社。Rettyアプリのリーダーを担当。会社を大きく成長させた。2017年1月にRetty退社後、アジア・インド・アフリカなど世界一周を行い、世界のCtoCの普及状況を見て、現在のMOSHを着想し創業。「情熱がめぐる経済をつくる」をミッションに、技術、知識、経験などを人々に伝えるプラットフォームを展開する

プロダクトづくりにおいては、「選択の科学」が好きです。題名の通り、人がどのように選択を行うのかというのを科学的なアプローチで紐解いている本なのですが、現代社会は選択肢が非常に多いので、その選択をいかに少なくしてあげられるかという意味で参考にしています。この思想はプロダクトづくりにおいてすごく意識していることの一つです。

また「Airbnb Story」もよく読み返します。創業時にAirbnb本社にお邪魔させてもらってディスカッションしたりもしていて、MOSHには彼らのDNAが色濃く反映されていると思います。C向けサービスの中では最も成功している企業の一つだと思うので、彼らのストーリーから学ぶことは多いですね。

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回答9
回答掲載日
2020.11.11
清水 隆之

2011年4月にDeNAに新卒入社、エンジニアとして複数の海外向けソーシャルゲームの開発・運用を経験。スタートアップ、フリーランスを経て、2014年12月 FiNC Technologiesに最初の中途エンジニアとして入社。法人向けサービスの立ち上げを牽引し、のちにエンジニアリングマネージャー、プロダクトマネージャー、品質部門の責任者など開発現場における様々な経験を経て、2018年 執行役員 VP of Engineeringに就任。全社のプロダクト開発やエンジニアチームの組織変革・マネジメントに従事。2020年7月、オーティファイ株式会社の取締役COOに就任。

マネジメントや経営という観点だと、「良い戦略、悪い戦略」です。「抽象的に見えるが、より本質的なこと」をどのように見出すか、どのように正しいゴールを設定するかなど、正しい戦略の描き方を基礎として学べる一冊だと思います。

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回答8
回答掲載日
2020.11.10
橋本 翔太

新卒でGoogle Japanに入社。2017年にGoogle米国本社に転籍し、プロダクトマーケティングに従事した後、コミューン株式会社を共同創業。 取締役CPOとしてプロダクト開発を管掌。 2022年3月より取締役Head of Japan としてcommmune日本事業を統括。 趣味は1歳の息子との公園遊び、読書。

ここ1年で何度も読み返しているのは、UB Ventures岩澤さんにお勧めしていただいた「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」です。組織づくり、もっと言うとメンバーとの細かいコミュニケーションにも活かせる本なのですが、私たちが目指している「発達指向型組織」をつくる上で非常に参考になります。

「発達指向型組織」についてはnoteにまとめているのですが、「発達」というのはスキルやキャリア的側面だけでなく、「ありたい自己」に近くことを意味しています。そして会社で働くことが、その「ありたい自己」に近くことになるという、いわば「両者の成長が連動している状態」が理想です。

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回答7
回答掲載日
2020.11.10
川島 諒一
  • 株式会社タイミー 取締役副社長 

1988年生まれ。上智大学卒業後、新⽣銀⾏でスタートアップ企業の支援を経験し、自ら起業。その後、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーでのM&Aアドバイザリー業務、アクセンチュアでの戦略コンサルティング業務に従事。並行してボランティアでスタートアップ企業の支援も行う。 アクセンチュアを退職後、タイミーと同様のサービスを独自に立ち上げるべく準備を進めていたが、競合視察の過程でタイミーと出会い、成長スピードと企業カルチャーに惹かれて参画。

不格好経営」です。新卒では銀行に勤めてたのですが、当時は劣等感の塊みたいな感じでした(笑)。そんな当時の僕を変えてくれたのが、この本です。実際に、この本を読んでから銀行を退職し、起業していますしね。

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回答6
回答掲載日
2020.11.04
中嶋 汰朗

1992年東京生まれ。大学時代の2013年、株式会社SCOUTERを設立。これまでに累計12億円を資金調達し、HR Techを代表する企業の一社へと成長させる。2019年7月にSCOUTERからROXXへ社名変更。日本初の月額制リファレンスチェックサービス『back check』や、人材紹介会社向けのクラウド求人プラットフォーム『agent bank』の開発・運営を行う。

本当のバイブルは本ではなく『メタリカ:真実の瞬間』という音楽史に残るバンドとして成功を収めたメタリカのドキュメンタリー映画です。富や名声を手入れ、圧倒的な成功に手にしたバンドの裏にあるメンバーの葛藤や確執、脱退、死別。考えられないほど数多くの苦難がありながらも、それを乗り越えステージに立ち続ける姿に、自分が会社を経営する中で絶えず勇気を与えてくれます。

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回答5
回答掲載日
2020.11.04
土屋 尚史

btrax Inc.にてスタートアップの海外進出支援などを経験し、2011年9月に株式会社グッドパッチを設立。自社で開発しているプロトタイピングツール「Prott」はグッドデザイン賞を受賞。2017年には経済産業省第4次産業革命クリエイティブ研究会の委員を務める。2018年にフルリモートデザインチーム「Goodpatch Anywhere」をリリース。2020年6月、デザイン会社として初めて東証マザーズに上場。

グッドパッチという組織の根幹になっているのは、「ピクサー流 創造するちから」ですね。毎年新卒に渡している書籍であり、会社のカルチャーに大きな影響を与えているバイブルです。

定期的に読み返すという観点だと、「スラムダンク」です(笑)。やっぱり漫画で育ってますから。

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回答4
回答掲載日
2020.11.04
平田 祐介
  • Repro株式会社 代表取締役 

1980年、東京都出身。戦略コンサルタント出身のシリアルアントレプレナー。大手コンサルティングファームに入社後、主にメーカーに対して経営戦略立案支援や成長支援業務に従事。2011年から複数の立ち上げに関与する。2014年にReproを創業し、世界66か国7,300のサービスに導入(2020年1月時点)されているカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Repro(リプロ)」を提供。

ビジネス書や自己啓発本はあまり読まないです。自分が戦場で実際に戦って得られる情報の方が大切だから。事例ばかりインプットして学んだ気になるより、現場に出てやってみることの方がずっと良いです。

それでもあえて挙げるなら、村上龍の「愛と幻想のファシズム」は大好きで何度も読んでますね。主人公がすごく強いリーダーシップを持っていて、僕の小・中学校時代のアイドル像でした。内容もベンチャー企業のような話で、落ち込んだ時、自分を奮い立たせるために読んだりしています。

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回答3
回答掲載日
2020.11.04
加茂 倫明
  • 株式会社POL 代表取締役CEO 

高校時代から起業したいと考え、国内外のベンチャー数社で長期インターンを経験後、東京大学工学部在学中の2016年に株式会社POL設立。「研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造する.」をビジョンに、理系学生向けキャリアプラットフォーム「LabBase」等を開発/運営中。

以下の3冊はバイブル的に読み返しています。

ビジョナリー・カンパニー

自分がどういった会社をつくりたいかをすごく考えさせられた書籍です。自分は、短期的な成功を収めたいのではなく、まさにビジョナリー・カンパニーをつくりたいんだなと。自分が創りたい会社像の解像度を上げてくれた一冊です。

ストーリーとしての競争戦略

僕らは「LabTech」という大きな市場を事業群で攻める形なので、単一事業の戦略というよりも、事業間のシナジーであったり、そのストーリーを考える上で戦略思考の参考にしています。

経営者になるためのノート

ファーストリテイリングの柳井さんが経営者の条件を書かれた書籍ですが、自分が出来ていないことが多くて、自分に喝を入れるために読んでいます(笑)。

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回答2
回答掲載日
2020.10.29
岡井 大輝
  • 株式会社Luup 代表取締役社長 兼 CEO 

東京大学農学部を卒業。その後、戦略系コンサルティングファームにて上場企業のPMI、PEファンドのビジネスDDを主に担当。その後、株式会社Luupを創業。代表取締役社長兼CEOを務める。2019年5月には国内の主要電動キックボード事業者を中心に、新たなマイクロモビリティ技術の社会実装促進を目的とする「マイクロモビリティ推進協議会」を設立し、会長に就任。

サピエンス全史」です。伝記やビジネス書はよく読んでいるのですが、その中でも「この本の内容を忘れてしまったらまずい」という意味で選ばせていただきました。

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回答1
回答掲載日
2020.10.29
上河原 圭二

1982年生まれ。2005年に関西大学商学部卒業後、株式会社セプテーニ入社。名古屋支社立ち上げや子会社経営、社長室室長を経て、2013年2月にコミックスマート株式会社を設立し、同社取締役COOに就任。2018年、株式会社セプテーニ・ホールディングス グループ執行役員。2019年4月、株式会社イングリウッド取締役兼CHROを務める。

企業づくりという観点だと、やはり「ビジョナリー・カンパニー2」ですね。多くの方が読まれている不朽の名著で申し訳ないですが(笑)。

特に、第三章「だれをバスに乗せるか」は強く感銘を受けています。偉大な企業は、最初に適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろす、適切な人がそれぞれふさわしい席に座ってからどこに向かうべきかを決める。これらは、日頃の経営や人事の仕事の中で、いつも頭をよぎります。イングリウッドを強く偉大な会社へ築くために、会社のターニングポイントごとに読み返していきたいです。

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